イギリスのクラシック三冠のひとつ

2000ギニーの賞金から始まったレース

 

2000ギニーステークスはイギリスのクラシック三冠の第1冠として、イギリス国内にあるニューマーケット競馬場の直線、芝1マイル(約1609m)で行われるG1レースです。
2000ギニーステークスの名前の由来は第1回目の優勝賞金として2000ギニーが馬主に贈られたことからついています。2000ギニーは110ポンドのことですが、現在の貨幣価値に換算するとおよそ11万ポンドに相当します。これは実に約2500万円相当になるものです。2014年大会の賞金総額は442,665ポンドで、日本円では約1億円でした。1着の賞金は 255,195ポンド、これは5100万円くらいになります。
出走条件は3歳限定です。2000ギニーステークスは繁殖能力の選定のために行われているレースでもあり、せん馬(去勢された馬)は出走資格がありません。サラ3歳牡馬牝馬限定の芝1マイル、14頭立てレースです。

 

 

競馬発祥の地で行われる1マイルレース

 

競馬、特にルールを定め、専用競技場で行われるようになった近代競馬は16世紀のイングランドで始まったと言われています。その後、17世紀になってから欧州各国などにも伝わっていき、さらにそれらの国の植民地を経由して世界各国でも行われるようになりました。そんな中の1809年4月に2000ギニーステークスは始まりました。
2000ギニーステークスへの日本馬の出走はほとんどありません。これまでの記録でも日本馬もしくは日本人ジョッキーの名前が結果には一切残っていません。しかし、実は2000ギニーステークスは日本の競馬にも関係があります。というのは、日本では皐月賞は2000ギニーステークスをモデルレースとしているのです。
ただ、日本の皐月賞は多くの馬が3月ごろの決まったステップレースを経てから挑むのに対し、2000ギニーステークスはその年度の初戦に選ばれることも多く、実際、2000年以降9頭の競走馬が2000ギニーステークスを初戦としながら優勝を成し遂げています。
やや日本の関わりが薄いですが、伝統のあるレースなので楽しめること間違いなしです。