1861年創設の歴史ある国際G1レース

祝日になるほど盛り上がる国際レース

 

メルボルンカップは1861年に創設された歴史あるレースです。毎年11月の第1火曜日にオーストラリアのメルボルンにあるフレミントン競馬場にて芝3200mで争われます。開催日はメルボルン都市圏内はメルボルンカップ・デーとして祝日になるほど盛り上がります。
メルボルンカップは現在のオセアニアで最高賞金額を誇っています。2014年開催大会の賞金総額は620万オーストラリアドル(約6.2億円)で、1着への賞金は360万オーストラリアドル(約3.6億円)です。
ちなみに、競馬のために祝日となるのはオーストラリアだけの特徴で、他には「アデレードカップ」や「ローンセストンカップ」などがあります。
さて、メルボルンカップはハンデキャップ制を取っています。そのため、負担重量が50kg前後の軽ハンデ馬の活躍が目立ち、強豪馬はハンデに泣くことが多いです。これまでの歴史で最も重いハンデで勝ったのは1890年のカーバインで負担重量は65.8kgでした。
その後、どのレースでもハンデが最も重い馬は1969年のレインラヴァー以来ずっと勝てずにいました。2005年になってやっとマカイビーディーヴァが牝馬ながら優勝。しかもマカイビーディーヴァは2003年から2005年にかけてメルボルンカップ史上で初めて3連覇を達成しているほど強い馬でした。

 

 

メルボルンカップに参戦する日本馬の優勝経験は?

 

メルボルンカップにも日本馬が参戦しています。ただ、日本馬がオーストラリアへ遠征し始めたこと自体が2005年からで、まだ長い交流があるわけではありません。このメルボルンカップへの日本馬の出走も創設145回目にして初めて行なわれたものです。初めての参戦はその年の春の天皇賞で3着に入ったアイポッパーで、結果は12着でしたが善戦したと言えましょう。
そして、参戦からたった2回目の2006年にはデルタブルースが優勝という快挙を成し遂げています。これは日本馬およびアジア調教馬として初めてのことで、さらに2着にポップロックが入ったことで、2002年のクイーンエリザベス2世カップ以来なかった日本馬による海外G1レースのワンツーフィニッシュとなりました。
2008年からは前年のメルボルンカップ優勝馬が春の天皇賞に招待されることになっています。逆に、その天皇賞優勝馬にはメルボルンカップの優先出走権が与えられています。このようにメルボルンカップと春の天皇賞には密接の関係があり、多くの日本人競馬ファンが注目しています。