ロンジン香港国際レースの短距離レース

スプリントレースで注目される国際G1はこれ!

 

香港スプリントは香港の競馬シーズンにおいて年度最初の短距離G1レースです。このレースにはヨーロッパ各国や日本、オセアニアからトップレベルのスプリンターが多数出走するので、世界中で開催される短距離レースでも最上級の迫力とおもしろさがあります。
日本においては翌年の2000年にスプリンターズステークスが10月の第1週に移動したので、1999年に創設されたこのレースには、その年のスプリントレースの締め括りとして出走しようと考える馬主が増えています。
そのため、日本馬の参戦も増えている中、2012年に日本馬のロードカナロアが優勝しました。この結果を持って香港国際賽事の全レースで日本馬が1着獲得経験があることになりました。なかなかの好成績ですね。

 

 

2012年と2013年にロードカナロアが2連勝中!

 

そんなロードカナロアですが、2012年に優勝し、翌年の2013年にも史上3頭目の連覇を果たしています。しかも、その2勝目は2着のアイルランドから来たソールパワーに5馬身もの差をつけてぶっちぎりの優勝です。それまで記録していたアブソリュートチャンピオンの従来の記録を7年振りに更新したことになりました。
このレースで引退になっていたロードカナロアの調教師の安田隆行氏は2013年の優勝に関してこう語っています。
「多くのファンの皆様の前で素晴らしいラストランができて、とてもよかったです。引退は大変寂しいですが、今後はカナロアのDNAをたくさんの子どもに引き継いで欲しいです。次はカナロアの子どもで、香港の皆様の前に来られることを約束します」
それから岩田康誠騎手の言葉です。
「最高の形で引退レースを勝てたのを幸せに思います。寂しくも思いますが、こういう馬に出会えたことは騎手冥利に尽きます。追い切りの具合も良いと聞いていたので、スタッフのみんなが最高の状態に仕上げてくれました。今までになく、一番強いレースでした。馬も引退だと分かっていたのか、本気で走ってくれました」(両コメントともJRAホームページ(http://www.jra.go.jp/)から引用)
香港スプリントの賞金は2013年のもので総額が1500万香港ドル(約2.3億円)、1着は855万香港ドル(約1.3億円)でした。ロードカナロア1頭で稼いだ金額を考えると、見ているこちらも興奮してきますね。